黄金の信長像
JR岐阜駅前のゆめみ広場には、黄金の信長像があります。
2009年に岐阜市は市政120周年を迎えたことから、信長像の銅像を送る会が市民から寄附を募ってこの像を製作し、岐阜市に寄贈しました。
当時は反対意見もあったように記憶していますが、今や岐阜市のシンボルとしての地位を築いていると思います。グーグルのマップにも載っていますよ。
観光でいらした方でしょうか、スマホをこの銅像に向けている人をよく見かけます。
岐阜駅は駅周辺の再開発によって高架化されとてもきれいになりました。その前はプラットフォームが地上階にあり、駅の北側にはステーションデパートという、良く言って、かなりレトロな商業施設があったかに記憶しています。
きれいに整備された駅前に、岐阜市のシンボルをと市民の有志のみなんさんが設置してくれたのがこの信長公の黄金の像です。
金つながりでいえば、駅から北に約800メートル、柳ケ瀬の南側に金神社(こがねじんじゃ)という神社がありますが、こちらには神社の名のとおり金色の鳥居があります。双方を訪れていただいて、金とのご縁が生まれるといいと思いませんか。
さらに、金の名所を増やして、黄金の市「岐阜市」として売り出すのもいいのでは?なんて考えます。地方都市は、とにかく話題作りが大切ですからね。
さて、信長公の銅像の前には、信長ゆめ広場と名付けられた広場があり、イベントに活用されています。信長というからには、信長杯と銘打って、何かイベントを開催するというのもいいのではないでしょうか。富有柿の早食い競争なんてどうでしょうか。
信長と岐阜
今年は織田信長が岐阜城に入場し、岐阜と命名してから450年ということから、岐阜市ではイベントが目白押しです。
織田信長は、岐阜だけにゆかりがあるわけではないですが、岐阜と命名してもらったわけですし、信長が作った町と言っても過言ではありません。以前から、岐阜といえば信長というイメージでしたが、それをうまく観光に使ってこなかったように思います。
岐阜公園周辺の信長の屋敷跡の発掘もつい最近のことです。もうとっくになされていたことだと思っていましたが、ここ最近になって調査が行われたことに逆に驚きました。
今後は、450年前のように、信長のおかげで岐阜が盛り上がっていくとよいと思います。