住み替えのため引っ越しをしました。5月に引っ越したのですが、4月に転勤し仕事が忙しい中での引っ越しとなり、とても大変でした。とてもブログには手がまわりませんでした。もともと更新は少ないのですけどね。さて、引っ越しを機に断捨離に取り組んだのですが、ごみの捨て方が面倒くさいこと、面倒くさいこと。ごみに関して発信されている芸人さんもいらっしゃるくらい、ごみの捨て方は難しい。断捨離を機にいろいろなものを捨てた私が、岐阜市のごみの捨て方についてお話します。
目次
電池の種類によって捨て方が違う
今回のごみは電池です。つい、乾電池といってしまいそうですが、電池の種類によって捨てる所が違うので、乾電池だけの話ではないのです。家庭でよく使うのは、乾電池(パナソニックのエボルタなど)、充電式の小型電池(パナソニックのエネループなど)、ボタン電池ではないでしょうか。ボタン電池は子どものおもちゃによく使われています。子どもが幼い頃、遊んで使い切った電池を箱に入れて、ある程度たまってから捨て方を調べようと思っていたのです。ところが、子どもが成長するとボタン電池を使うことは少なくなり、溜め込んでいたことさえ忘れてしまいました。引越を機に家の片付けを始めたところ、溜め込んだ電池を見つけたのです。乾電池は子どものおもちゃだけでなくいろいろと使っていたので定期的に捨てていました。だから、問題は、充電式小型電池とボタン電池だったのです。また、携帯用のモバイルバッテリーも同じ捨て方になるので参考にしてください。
まず、乾電池と小型充電式の電池、ボタン電池、携帯用モバイルバッテリーの3つは捨て方が違います。乾電池と充電式の電池は見た目が一緒なので、乾電池のところに捨てたくなりますよね。ところが、違うのです。なぜかは、わかりませんが、やはりものが違うということでしょうか。
乾電池の捨て方
乾電池は、各地域の回収場所に設置された箱に入れます。回収場所は、小学校区ごとに1か所設置されており、その多くが公民館が指定されています。具体的にどこに設置されているかは、岐阜市がごみの捨て方をまとめたパンフレットに記載してあります。このパンフレットは、毎年自治会を通じて配布されます。自治会に加入していない方は、岐阜市のホームページに掲載しているので、そちらで確認しましょう。パンフレットは市役所や各事務所でももらえます。岐阜市に転入される方には、転入手続時にもらえるようですよ。
小型充電式電池、ボタン電池、携帯用モバイルバッテリーの捨て方
では、エネループなどの小型充電式電池とボタン電池、携帯用モバイルバッテリーはどこに捨てるのでしょうか。実は捨てる所は同じなのですが、捨て方が違うのです。乾電池は、回収箱に入れればいいのでいつでも捨てることができます。しかし、エネループなどの小型充電式電池などは、作業員の方の立ち会いのもと捨てなければいけません。しかも、1月に1回定められた時間内にしか回収してくれないのです。これはとても面倒ですね。だからといって、作業員が来る前に電池などを置いて立ち去ることは認められていません。搬出時間も午前7時から午前11時までです。詳しいことはパンフレットか岐阜市のホームページで確認してください。小型充電式電池とボタン電池、携帯用モバイルバッテリーは、「危険物」とされていますからね。
改善してほしい回収方法
この回収方法改善が必要だと思いませんか?それは、回収場所と回収方法の2点においてです。
回収場所
まず、回収場所ですが、指定されている大半の場所が公民館です。公民館は、市町村などの一定区域内の住民のために、教育、学術、文化に関する各種の事業を行うことによって、その地域の住民の生活文化を振興したり、社会福祉の増進を図ることを目的に設置されるものですから、地域のためのものなんです。しかし、私が公民館を利用したのは子ども会の活動のときと自治会の会合のときだけなのです。要はあまり馴染みがないんじゃないかと思うわけです。
回収方法
さらに、回収方法ですね。確かに、朝7時から回収してくれるので、出勤前に搬出できるようにとの配慮であることはわかるのですが、7時前に出勤しなければいけない人もいるでしょうから、なかなか捨てられないという人がいると思うんですよ。何より1月に1回だけしか搬出できないので、なかなか捨てられないんですよね。捨てにくいと、ついつい普通ごみで出したくなったりすると思うのです。でも、それをしてはだめです。近年、携帯用モバイルバッテリーのためにゴミ収集車が火災にあうという報道を目にしますよね。ゴミ収集車なんて自分には関係ないと思ったら大間違いです。ゴミの収集は税金で行っていますから、ごみで収集車が壊れてしまったらその分税金も使われてしまい、ひいてはその他の住民サービスができなくなってしまうかもしれません。岐阜市も注意喚起しています。総務省の通信利用動向調査によると、2020年のモバイル端末全体(携帯電話・PHS及びスマートフォン)の世帯普及率は96.8%だそうです。同年の一般世帯総数は4885万世帯だそうですから、携帯用モバイルバッテリーをたくさんの人が持っていると容易に想像できます。だから、中にはルールを守らない人が出てきてもおかしくありません。多くの人にゴミ出しのルールを守ってもらうには、守りやすいルールも必要かと思います。また、捨てる時には電池の端子にセロテープやガムテープで絶縁処理を施してから捨てるようにとも言われていますね。ゴミ袋やセロテープなど、ものを捨てるのにも少しばかりのお金がかかるとなると、やはりルールを守らない人が出てきてもおかしくありません。守りたくても経済的負担から守れない人もいるかもしれません。
というわけで、電池は正しく捨てましょう。家電量販店では、電池を回収してくれるところもあります。そういったところをうまく利用しましょう。そして、もう少し回収方法を改善してもらえるとうれしいです。