JR岐阜駅南口などで、岐阜市が運営していたレンタサイクルが、シェアサイクル「Gifu-ride」として生まれ変わります。そのため、岐阜市が行っていたレンタサイクル事業は令和4年3月31日で終了しました。新制度であるシェアサイクルの運用開始は4月22日からとなります。今まで岐阜市が行っいたものをecobaike株式会社に運営を委託するようになるのです。このシェアサイクルは、スマートフォンに専用アプリをダウンロードして、このアプリを利用して自転車を借りたり返したりするようです。今まで、普通自転車であれば1日300円の料金でしたが、これからは15分あたり30円の従量制(上限960円)と1日あたり600円の定額料金になります。選択の幅が広がり使いやすくなりまますね。その代わり、1日の定額料金は以前の300円と比べて倍の値段になります。また、料金の支払手段も現金に加えて、クレジットカード、キャリア決済、交通系ICカードが利用できて便利になります。岐阜バスがJ交通系ICカードが使えないのに比べると便利ですね。また、原則24時間利用できるので、朝から夕方までであったレンタサイクルよりは自由度が増します。また、借りられる場所が、下記のとおり従来に比べて大幅に増えます。
JR岐阜駅南口 |
JR岐阜駅北口 |
中山道加納宿まちづくり交流センター |
清水緑地 |
岐阜キャッスルイン |
溝旗公園 |
梅林公園 |
粕森公園 |
旧南庁舎 |
ぎふメディアコスモス |
岐阜公園南 |
岐阜公園北 |
ホテルパーク |
十八楼 |
石金 |
鵜匠の家 すぎ山 |
長良川うかいミュージアム |
長良川防災・健康ステーション |
長良川国際会議場北 |
長良公園 |
レンタサイクルが開始された当初は、普通自転車は100円で借りられました。安いのはいいのですが、大幅な赤字だったのではないかと思います。まあ、観光業の助けになればという側面もあったのかもしれませんが、税金で賄っていたのであまり安すぎるのはどうかと思っていました。だから、今回の金額の見直しは妥当というところでしょうか。ecobaike株式会社は全国の自治体でシェアサイクルを運営していますが、アプリの評価が低かったのが、気になります。今後の運営には十分に注意を払ってほしいですね。