プリン県を代表するお店 プルシック

最近、岐阜県はプリン県として売出し中です。最初に聞いたときは、「そうだっけ?」とも思ったけれど、心意気だけは買っていただきたいところです。今回は、そんなプリン県の立役者である所シェフのお店の話です。

所シェフと言えば、パステルのなめらかプリンの生みの親として有名ですね。そんな方のお店がなぜ岐阜市にあるかというと、所シェフの出身が岐阜市だからです。お子さんがうちの子と同年代なのか、子どもが学校からもらってきたPTAの冊子に所シェフがお子さんの通う学校のPTAの副会長として紹介されていました。有名人だからPTAの役員に担ぎ出されたのか、でもお忙しいから副会長で勘弁してもらえたのか、なんて思ったものです。

プルシックが開業したのは2010年(平成22年)のことです。私がプルシックのことを知ったのは、お店が開店したころです。友人から、お取り寄せで人気になっている赤プリンと黒プリンをやっている人がプリンのお店を開いたらしいと聞いたのです。私は赤プリンも黒プリンも知りませんでしたから、ふーんと思っただけでした。それでも、なめらかプリンの生みの親である方が開いたお店という話題性に惹かれ、お店に行くようになりました。そのころ、親類にプルシックのプリンを手みやげに持って行ったのですが、その価値を全然分かってもらえませんでした。開店当初は、今のように誰でも知っているお店とまでは言えなかったと思います。でも、その親類にはその後プリンを手みやげにしたことは1度もありません。

プリンについては皆さんご存知なので、今さら話すこともありません。ただ、最近思うのは、本当に甘さ控え目で素材の味を活かしたプリンだなあということです。材料にとてもこだわっていらっしゃるので、開店当初から値段の張るプリンだと思っていました。でも、それだけ材料を厳選してらっしゃるので、友人から彼女の食物アレルギーがあるお子さんでもここのケーキは食べられたと聞いたときは、さすが!と思いました。

プリンはもちろん人気ですが、私が好きな商品がシフォンケーキです。

プリンを買いに行って、プリンが売り切れていたためシフォンケーキを購入したのです。せっかく来たから何か買って帰ろうとしただけなのですが、なんじゃこりゃあ!というお味でした。もちろん、いい意味ですよ。ふわふわでとてもおいしくて、しばらくはプリンそっちのけでシフォンケーキを買いに行ってました。手土産には、こちらのほうが最適です。正直プリンは重くてかさばるんですよね。だから、プリンはもっぱら自分と家族用に買います。

お店は、県道205号線から少し入ったところにあります。地元ではおがせ街道と呼ぶ道路です。お店が開店したころは、お店とおがせ街道との間の土地が空き地であったため、おがせ街道からお店が見えたのですか、今では一般の住宅が建っているためちょっとわかりにくいです。でも、琴塚2西交差点から1つ目の路地を入って直ぐのところにお店はあるので、それほど迷わないと思います。また、お店は木曜日から日曜日の営業です。そして現在お店は2024年6月3日から7月31日まで一時休業中です。8月1日からプルシックの新たなステージが始まるとホームページで告知されているので、今からとても楽しみです。お店は、臨時休業も結構ありますし、繁忙期は臨時に営業されるので、お店に行く場合は、必ずホームページで営業日を確認することをおすすめしますよ。

住  所 岐阜市琴塚2-1-18
電  話 058-215-9393
営業時間 木・金・土・日曜日 午前10時から午後6時まで