国道156号線の岩戸トンネルを抜け、長良方面への分岐を過ぎたところからの続きです。
目次
岩戸トンネルから舟伏山トンネルまで
さて、道路は関市方面へと続きます。セブンイレブンを過ぎて最初の交差点が日野南3交差点です。この交差点にはファミマがあります。ファミマ派の方はこちらに立ち寄ってください。そして、この次の日野南5交差点の直前から道路は2車線になりますが、ここから3つ目の信号を過ぎ、舟伏山トンネルに入る前にまた1車線になります。だから、進路を譲って第一通行帯(左側車線)に入っても、すぐ車線変更しなくてはいけませんから、ここは第二通行帯(右側車線)を行きましょう。
日野南5交差点からすぐのところに、次の日野南5東交差点があります。国道156号線はバイパス工事が進んでおり、この交差点から関方面へ直進する部分は近年開通したのです。新しいバイパス部分をさらに進むと、交差点の直後にローソンがあります。関市へ行くまでに、あと1つコンビニがありますが、それは道路の反対側になるので、コンビニに寄りたい人は、ここで寄っていきましょう(2024.10.15現在このローソンはありません。ですからコンビニによ寄りたい人は1つ前のファミマによってください。)。日野南5東交差点からさらに信号を1つ越えて、先に記載したとおり、また、トンネルに入ります。岐阜市の東部は西部や南部に比べて標高が高く、関市に向かって坂が多くなります。この舟伏山トンネル内は、ゆるやかな坂がずっと続きます。トンネルを抜けると道路は高架になっていますが、バイパスは、現在舟伏山トンネルを抜けたところまでしか完成しておらず、トンネルを抜けると高架を下りる形になります。そして、最初の信号の岩田西3丁目交差点は三叉路になっており、左右どちらかに曲がるしかありません。左折すると、実は数百メートルで長良川の堤防道路に出ることができます。そして関市へ抜けることができるのですが、今回は156号を行く話なので、三叉路の交差点は右折します。右折後直進し、岩田交差点まで来たら、また、左折します。
長い日野坂
ここで、話は日野南5東交差点まで戻ります。この交差点から岩田交差点まではバイパス完成前の言わば旧国道というべき156号線が平行して走っています。どちらも今のところ国道156号線となっています。分かりにくいので、ここでは旧国道と呼ぶことにします。その旧国道に行くためには、日野南5東交差点を右折する必要があります。右折するとさらに30メートルくらいですぐに右左折するようになっているのですが、ここを左車線に入りそのままさらに左折してください。これで、旧国道に入ります。
旧国道は坂道がかなり長く続きます。私が知る限り、岐阜市内でこのような坂は他にありません。自転車で上っていく学生を見かけますが、若くないとできませんね。そして、さくら道国際ネイチャーランというマラソン大会をご存じでしょうか。愛知県の名古屋城から石川県金沢市の兼六園までの250kmを走る大会です。名古屋、金沢間のバスの車掌を務めていた故・佐藤良二さんがこの道を30万本の桜のトンネルでつなごうと、私財をつぎ込んで何年もかけて苗木を植え続け、2,000本ほど植えた頃の47歳にして亡くなられました。そんな佐藤さんの遺志を受け継いで、開催されるようになった大会です。このマラソン大会のコースに、旧国道のこの坂道が含まれています。名古屋から走ってきてさらにこの坂を走って登っていくなんて、私には考えられないことです。話は元に戻りますが、この長い坂の終わり(頂上)は歩道橋のある辺りです。この後、道路はなだらかに下っていきます。そして、くねくねと曲がりくねった道を抜けていくと、岩田交差点に行き着き、バイパス化した道路と合流します。ここまで来ると関市まではあと少しです。さらに直進しましょう。
東部クリーンセンター
岩田交差点の次の交差点は芥見(あくたみ)5交差点です。ここは、右折だけできる三叉路となっているのですが、右折して、山道を抜けると岐阜市東部クリーンセンターに行き着きます。ごみの焼却場があり、粗大ごみの搬入場所もあります。この東部クリーンセンターは山の中に作られているのですが、この辺りで2002年(平成14年)4月5日、大規模な山火事がありました。約410ヘクタールを焼失した大きな災害でした。長男が生まれて間もなくのころだったので、今でも何となく覚えています。
大洞団地
さて、芥見5交差点をさらに関市へと向かいましょう。ここから関市方面の道のりは、沿道に病院や飲食店が多く、右折待ちの車で走りにくい印象があります。時間がかかる場合もあるので、時間に余裕をもっていきましょう。そして、さらに直進して芥見長山(あくたみながやま)交差点までくると、関市までは本当にあと少しです。芥見長山交差点を右折すると大洞団地へ行けます。大洞団地は、岐阜市郊外にできた大規模な団地です。シドニーオリンピックマラソン金メダリストの高橋尚子さんのご実家があることで知られています。そして、この次の交差点である芥見大船交差点までの距離は短いのですが、この間にはケンタ、マック、一番軒(ラーメン店)、緑水庵と店舗が集中しています。マックはこちらも道路にドライブスルー待ちの車が溢れていることがあって、休日のお昼時は通行に注意です。ちなみに、食事ができるお店を紹介すると、芥見長山交差点の手前には餃子の王将、吉野家、かつや、すき家などがありますよ。また、芥見大船交差点を左折すると、開化珈琲方面へ行けます。
いよいよ関市へ
芥見大船交差点を過ぎ、信号を2つ過ぎるといよいよ関市へ入ります。156号線は峠を越えるかのように上り坂になります。実際。小山を越えます。この156号線の岐阜市と関市の境には「OGC岐阜中央ゴルフパーク」というゴルフ場があります。ここは私が免許を取ったときにはすでにあったように記憶しているので、ゴルフ場としては老舗かもしれません。私はゴルフをしないので、ここをゴルフの練習場だと思っていました。というか、道路に面したところには打ちっぱなしの練習場があるので、ゴルフの練習場というのも間違いではないでしょう。ともかく、このゴルフ場を過ぎるといよいよ関市に入ります。お疲れさまでした。