高校入試の受験料

昨日2月3日は岐阜県内の私立高校の一般入試でした。大学入試だけでなく、いよいよ高校入試も本番を迎えています。

入試というと、大学受験などはたくさん受験する子どももいるので、受験料がばかになりませんよね。高校入試にももちろん受験料がかかります。私立高校(受験料は1万円くらいです。)は振り込みが多いのではないかと思いますが、公立高校は市立か県立かで違うようです。県立高校は、受験料を岐阜県の収入証紙で納めるのですが、そもそも収入証紙って何?と思いますよね。

収入証紙と似ているのが、収入印紙です。簡単にいうと、税金とか手数料を納める手段なんです。収入印紙は、領収証書に貼ることが圧倒的に多いかと思いますが、あれは一定の額以上の領収証書という「文書」にかかる税金(印紙税)を支払っているということなんです。具体的には、収入印紙と貼り付けた領収証書との両方に印影が残るように認印を押して使用済みにすることで納付となります。収入印紙は、国が発行しているものなので、国に税金を納めたり手数料を支払うときに利用します。一方、収入証紙は、地方自治体(岐阜県とか岐阜市)などが発行し、それぞれの自治体の手数料などの支払いのために使われるものです。だから、岐阜県立高校の受験料を収入証紙で納めるわけです。

子どもから、中学校に提出するから、受験料としての岐阜県の収入証紙2200円分を買ってきてくれと頼まれていたので、買いに行ってきました。収入印紙は郵便局で買えるのですが、岐阜県の収入証紙は郵便局では買えません。岐阜県の事務所や市役所や指定金融機関で販売しています。領収証書に貼ることの多い200円の収入印紙なんかはコンビニでも手に入るのに比べ、販売しているところが少ないので注意が必要です。さらに、指定金融機関では、名前や電話番号を書かされたりするのですが、その用紙が売渡証になると言われても、要は、購入申込書を書かなければいけないのです。正直、なんて面倒くさいんだと思いました。収入印紙は、郵便局やコンビニでアイスを買うように買えます。なんで収入証紙は名前を書いて申し込まなければいけないんでしょう。時間もかかりましたし、なんだかなーでした。受験生がいる方はもう用意しましたか?