イベントよりも

「全国エンタメまつり」なるイベントが柳ヶ瀬で開催中です。ゲームに関するイベントらしく、子どもや若者で賑わっています。こういうイベントは、どんどんやって、地域を盛り上げていきましょう。でも、これで本当に活性化されるのでしょうか。

イベントは一過性のもの

イベントでは人が多く集まり、普段は少しさみしい柳ヶ瀬に活気があふれます。しかし、それが終わればまた少しさみしい柳ヶ瀬に逆戻りです。イベントは、たまにもらえるボーナスみたいですね。外国人観光客を増やして活性化しようとすることと同じ考えです。これはこれで悪いとは思わないのですが、持続性がないところが難点かと思います。本当は、岐阜市民がもっと増えて、市内で働き、消費行動をすることが本当の活性化かなと思います。

市街地の衰退

柳ヶ瀬や駅前がにぎわっていたころは、駅前に繊維産業の働き場所があって、柳ヶ瀬や駅前で買い物してたんでしょうね。柳ヶ瀬に住んでいた人もいっぱいいましたから。繊維産業が衰退し、人も減ったら町が衰退しました。以前は市街地に衣食住があったのに、今は、特に職がないから人がいないような気がします。

内需拡大

人がわざわざこなければならないイベントより、日常があった方が自然と活性化すると思うのです。だから、岐阜市の人が駅前や柳ケ瀬に来てくれるか、市内で働く人が来てくれた方が長い目でみればいいと思うのです。岐阜市の中で内需拡大することが大事ですよね。だから、イベントよりも、会社や学校を市街地に誘致した方が活性化すると思うのですが、どうでしょうか。