長良橋の陸閘(可動式壁)閉まる

大雨により被害を受けた方々には心よりお見舞い申し上げます。

岐阜市の中心部を流れる長良川が氾濫の危険性があるため、市街地に水が流れ込まないように、陸閘(可動式壁)が閉じられたそうです。長良川が氾濫の危機に見舞われると、岐阜市が被る影響は計り知れません。連日の長雨で長良川の水かさが増幅しているのは知っていましたが、陸閘が閉じられるとは驚きました。それほど、今回の大雨は、ひどいものだったのですね。昭和51年の豪雨災害が頭をよぎりました。幼稚園に通っていたころなので、かすかな記憶ですが、道路が冠水したのを憶えています。

岐阜市には長良川をはじめ、大小の川があり、水害とは実は隣り合わせです。岐阜市が位置するこの地域は木曽三川が流れているのですから当然といえば当然なのですが。岐阜市の北西部一体は、その昔、長良川の支流が氾濫し、水害の多い地域だったそうです。内陸なのに「島」とか「東島」という地名があるのはそのなごりです。では、南に行けばいいかというと、岐阜市の南に隣接する笠松町などの向こうはもう木曽川です。災害が自分にやって来るかもしれないと思って準備しておかなければいけませんね。

しかし、私が経験した水害は、昭和51年の豪雨災害以降切実なものがなく、今回はいつもと違うとは思いつつも、どこか自分は大丈夫という思いもありました。しかし、朝起きて携帯を見てみると、夜半に特別警報と避難勧告が発令された地域が岐阜市内にもあったのですね。

昨夜の雨は、自宅に居ても恐怖を感じるものがありました。一番ひどい降りの時に夫が子どもを迎えに車で出かけていたので、帰って来るまでは心配でした。

岐阜市のホームページには、水害だけでなく地震など様々な災害についての情報が掲載されています。ぜひ参考にしてください。