Coffee in Gifuという記事で書いたとおり、個人的に岐阜はコーヒーのレベルが高いと思っています。しかし、岐阜とコーヒーが結びつくようなイメージがありませんね、京都のようなイメージがありませんね。もともとのブランド力が全く違いますが、あちらは小川珈琲さんが有名で、珈琲のイメージがありますが、岐阜はありませんねえ。なんとかならないものかと思い、ボチボチと岐阜の珈琲の話をしていきます。今回は、山田珈琲さんの話です。
お店の入り口
山田珈琲さんは、ワールド・バリスタ・チャンピオンシップにおいて日本人初の国際審査員となられた山田英二さんが経営するお店として、新聞に載っていたりフリーペーパーに載っていたりと、以前から岐阜では有名なお店でした。この1階が店舗なのですが、最初入口が分からなかったんです。さて、このお店はどこから入るのでしょう?答えは店舗へ行って確認してください(笑)。
人気店
私は、開店早々か午後の3時くらいまでに行くことが多いのですが、行くたびにお客さんが必ずいます。私が一人しかいなくても、すぐにお客さんが入ってきます。岐阜市の小売店で、客足が絶えないなんてあるんですね。東京だったら、お店に入れないくらいじゃないかと思ってしまいます。ばかにしているわけではなく、客足が絶えることってあるのが普通です。カフェではないんです。コーヒー豆を売ってるだけなんです。最近は、毎回ビジターのお客さんにも出会います。「初めてなんですが、」と店員さんに話しかけているのを耳にするんです。恐るべし山田珈琲と私は思っています。店員の方も若い方が多く、コーヒーを勉強したいのかなと想像したりします。
メニュー
お店に入ると、コーヒー豆があるわけではありません。カウンターがあるだけで、最初は「えっ?!どうすればいいの?」と戸惑いますが、まず、カウンターに置いてあるメニュー表に目を通しましょう。メニューを手にしたら、入口から右手に進むとある、コーヒーを試飲しましょう。入口からは反対方向を向いているので分かりにくいですが。コーヒーを手にしたら、空いているソファーに腰掛けてじっくりとメニューを眺めましょう。
私は、酸味のあるコーヒーはあまり好きではなく、ブラジルやコロンビアなどが好みなので、このメニューのコメントを読み解いていて、自分の好みに合ったコーヒーを吟味していきます。メニューは、左上からハイグレードな商品が並び、段々とお値打ちな商品が掲載されているように思います。ジャスミンとあっても、ジャスミンの香りなんて知らないのでここはスルーして、りんごとあれば甘酸っぱいのかなとか、クリーミーとあればコクがあるんだな、とか想像しつつ、そのほかに産地の高度をみます。一般的に高地の方が酸味が強くなり、低地は甘味が強くなると聞いたことがあるので、より標高の低い産地を選んでいます。
何を買う?
よく購入を検討するのは、1列目の下半分か2列目に記載されているものです。この辺は100gあたり800円から950円の商品であることが多いのですが、これらをお徳に購入できるセットがあります。テイスティングセットです。100gあたり800円から950円くらいのコーヒーが200gずつ3種類入って3000円で販売しています。これ、100gあたり800円としても、4800円が3000円になるんです。お徳過ぎませんか?どういう設定をしているんだろうと思いつつ、あまりにお徳なのでよく買います。全部で600gになるので一部は粉に挽いてもらって、一部は豆のままで購入します。
ブレンドを400g買っているお客さんがいました。個人の人でしょうか。よほど大量に毎日飲まない限り、保存に困るような気がするのですが。他人が購入するものは、とかく気になりますね。
購入
購入するものが決まったら注文しましょう。豆を挽くようお願いしても、あっという間に商品が出てきます。初めて購入した時、後日500円の割引券が2枚届きました。テイスティングセットといい、太っ腹なお店ですね。
今後もどうかごひいきに。
〒502-0813 岐阜県岐阜市福光東1丁目25−3