岐阜市は喫茶代への支出が第1位
総務省統計局(http://www.stat.go.jp)の家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(平成26年(2014年)~28年(2016年)平均)によれば、喫茶代への支出が名古屋市を押さえて岐阜市が1位でした。モーニング発祥の地と言われている愛知県一宮市は調査対象ではありませんが、名古屋市を押さえて1位というのはなかなかのものですね。
私も結構喫茶代を支出している自覚があります。子どもの習い事の待ち時間に一人でお茶したり、ステキなカフェを見つけると入ってみたり。一人でお茶をするのは止められません!
喫茶代というのは、もちろんこの地域で有名なモーニングに対する支出を言うと考えるのが普通ですよね。そこで、モーニングのお店を紹介します!というのはありきたりですし、実際、私はほとんどモーニングへは行きません。
なぜなら、食べ盛りの中学生の息子とモーニングへ行くと、モーニングだけでは足らず、追加注文されてかえってお金がかかるからです。朝からそこそこの出費は痛いです💧
モーニングではなくコーヒーの話
そこで今回の話は、モーニングではなくコーヒーの話。モーニングに出費する人が多いということは、それだけコーヒーが多く飲まれていることになります。ということは、コーヒーのレベルも高くて当たり前ではないでしょうか。最近、岐阜市には、カフェだけでなくコーヒー豆(粉)を売る店があることに気が付きました。
そもそも私はコーヒーが好きですが、以前はちゃんと手順を踏んでコーヒーを淹れれば、スーパーで売っている徳用のコーヒーでも十分美味しいと思っていました。しかし、以前から興味のあった、ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ(WBC、野球ではありませんよ。)において“日本人初の国際審査員となられた山田英二さんのお店、山田珈琲へ行ってスペシャリティコーヒーを買って飲むようになってから、スーパーの徳用コーヒーを買うことはなくなりました。
初めて山田珈琲さんへ行ったのが2016年の秋。それから、岐阜市には自家焙煎のコーヒー豆(粉)を売っているお店が目に付くと思っていたので、いろいろ買い求めにそういうお店に行くようになりました。
山田珈琲
まず、山田珈琲さん。何より外観が素敵です。カフェが併設されているかと思ったら、コーヒー豆(粉)だけ売ってるんです。こんな素敵な外観だと、カフェやろうよ!と思ってしまいます。いつも、試飲をしながらメニューを読み、何を購入するか検討するのが楽しいのです。いつも大混雑というわけではありませんが、お客さんが途絶えることがありません。
ブドワビーンズ
2016年2月に閉店してしまったル・ブドワさん。カフェは閉店したものの、豆の卸はなさっているのでしょうか、東栄町3丁目で「ブドワビーンズ」として営業されています。なんと、ここでは200円でコーヒーがいただけるのです。セルフサービスだから200円だそうですが、朝はモーニングもつくんですよ。ブレンドをいただきましたが、美味しかったです。ただし、駐車場が少なく止めづらいので、なかなか行く機会がありません。お近くの方がうらやましいですね。
のーぼコーヒー
岐阜東高校の近くにあるのーぼコーヒーさんは、私が最初に「コーヒー豆(粉)を売るだけのお店なんだ。やっていけるのかな。」と思ったお店です。カフェもちゃんと併設されています。でも、お店に入るとまず豆を売っているので、小売りの方がメインという雰囲気があります。
開化珈琲
最後に、岐阜市ではないのですが、岐阜市の里山と峠を越えて行くと辿り着く関市にあるコーヒー豆(粉)のお店、開化珈琲(岐阜県関市倉知3261-1)さん。コーヒー豆(粉)を求めていろいろなお店を回るようになる前、カフェかと思って立ち寄ったことがありました。そのときは、駐車場に車を止めた時点で、カフェではないことが分かりました。しかし、カフェのような外観をしています。実際私がお店でコーヒー豆を買っているときに、カフェと間違えて入ってきたお客さんがいました。
私の勝手な感想ながら、岐阜市(近隣の市町村を含めですが。)はコーヒーのレベルが高いと思います。それは、自治体の規模の割にということです。だけど、それがアピールしきれていないような気がします。モーニングでの活性化はすでに愛知県一宮市が行っているので、岐阜市はコーヒーに焦点を当ててで何かできるといいですね。